就活するなら面接官の視点を持て

読まれる自己PRの特徴

いらっしゃいまし。

さて、今日は自己PRについて話そうかと思います。

エントリーシートでも、面接でも、自己PRは重要です。
なぜなら、他の応募者と最初に違いを宣言する部分だからです。

おそらく、ここで読まれる、あるいは聞き手に関心を持たせる、
そんな自己PRが出来れば、次のステップに進める可能性が高まります。

ですので、今日は読まれる・関心を持ってもらえる、
そんな自己PRを書くためのコツを紹介してまいります。

【書くときの心構え】

まず、理工系学生なら、先輩の卒研の発表を聞いた事がある人も多いはず。
重要な論文などは、必ず『最初に結論を書く』と言われています。

推理小説など、最後にどんでん返しがある場合はこの限りではありませんが、
通常の文章の8割くらいは『最初に結論を書く』方が読みやすいものです。

そして、自己PRはあなたの『結論』だと考えてください。
あなたを凝縮した『概要』に相当するものです。

ある意味、全ての情報を隠して、自己PRだけを呼んだときに、
どういう人なのか?が見えてくる必要があります。

そうすると、以下のことが理解できます。

『他の項目も読んでもらえればわかる』という前提で書いてはいけない。

・・・ということです。

もちろん、通常は全てを読みます。
しかし、採用担当も忙しいのです。
何十通、何百通も応募があれば、集中して読める数は限られてしまいます。

そんなときに、自己PRだけでその人が見えてくる場合とそうでない場合、
大きく差が出ることは考えるまでもありません。

ですので、自己PRは『結論に相当する』という気持ちで、
シンプルで読みやすいが、重要なところはシッカリアピールできている、
そういう文言になっている必要があります。

・・・ちなみに、採用官にはおじさんも含まれます。
老眼のおじさんに厳しい文字を書く人がいますが、
それは読み手を意識してなさすぎです。

特に理系で、マジメな人に多いので、
そこは虫眼鏡が必要ない程度のサイズを意識してみてください。

【違いを意識する】

重要なのは『他の人との違い』です。

『他の人と比べて、自分はどう違うのか?』が見えてくる方が印象に残ります。

そうすると、バイトしてたとかクラブやサークルやってたとか、
そういうことを書くスペースはない、という結論になります。

バイトを通じて

『他の人とこう違う人間に成長した』
『他の人と違う、こんな経験ができた』
『将来の考え方に、こんな風に影響を受けた』

というように、もう一歩踏み込んだ話をする必要があります。

意外ですが、多くの学生がバイトの経験を自己PRに書いていますが、
ここまで踏み込み、さらには他の人との違いまで意識している人は、
ごく少数なのです。

だからこそ、違いを意識して、一歩踏み込んだ一文を足してみてください。
もちろん、バイトやクラブやサークル以外の活動でもOKです。

楽器をやっていたでも、学生フォーミュラとかでも構いません。
あなたという人が、どういう経緯で形成されたのかがわかるエピソードと、
そこから他の人との違いをアピールしてみましょう。

【カッコよさよりも大事なこと】

ここまで説明すると、
『他の人との違い=他の人よりカッコいいこと』を書く、
というように勘違いする人がいます。

・・・しかし、どこまで行っても、
学生にとっての大きな出来事や、最高の自己PRというのは、
数年の蓄積分の話でしかありません。

採用担当は一見ただのおじさんにしか見えないかもしれませんが、
メチャすごい人で、業界では有名な『只者ではない人』かもしれません。

言い方は悪いですが、あなたとっての最高の自己PRは、

『面接官の想定内の自己PRの範囲からは越えられない』

と考えたほうが懸命です。

・・・もちろん、世界一とかのクラスであれば別ですが、
そういう人は非常にまれなケースでしょう。

ですので、カッコよさをアピールするとか考えずに、
逆に素直に説明した方がいいのです。

余計な修飾は省いて、シンプルに自分が他の人とどう違うか?
を書くようにしましょう。

【狙うとサムい文章になる】

そしてもうひとつ重要なのが、狙いすぎないことです。
他の人との違いを出せ!というと、思い切り違いを出そうとする人もいます。

ですが、そこまで違いを出す必要はありません。

他の誰とも違う・・・のは重要ですが、違いを狙い過ぎると、

『独りよがりの人=サムい人』

と思われるかもしれません。

こういう人の場合は、違いを出そうとするあまり、

『万事について他人と反対のことを言う=天邪鬼』

という人物だととらえられる可能性があります。

ここまでヒドいケースはまれですが、狙いすぎないようにしてください。
あくまで真実の範囲内で、他の人との違いを出してください。

【クロスチェックのススメ】

最後に、他の人に読んでもらうことをおすすめします。
自己PRはそもそも他の人に読んでもらうものですが、
意外と恥ずかしい・・・と感じて、自分で読んで提出してしまう人が多いです。

しかし、友人知人が音読して恥ずかしいものであれば、
そもそも何十通・何百通を読む採用官に読んでもらえるレベルではありません。

採用官は年上でしょうから、できれば目上の人に読んでもらい、
クロスチェックしてから提出してください。

注意)ただし、就職課の職員は適任ではありません!!!!!

彼らにかかると、誤字脱字・表現・文法を見直ししてくれるので、
文章は読みやすくなりますが、個性が消えてしまいます。

文章はどうしても書く人の個性が出ます。
なので、添削に慣れている人の手が入るほど、脱個性化が進んでしまいます。

このことは、とある大学教授から私が教えてもらったことなので、
ぜひ覚えておいてください。

大事なのは、書いている内容の方をチェックしてもらうことです。
そこをチェックしてくれる、目上の人を探しましょう。
もちろん、国語的な誤字脱字・表現・文法の添削は自分でチェックしましょう。
(自分でもちゃんとチェックするから、クロスチェックなのです。)

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