就活するなら面接官の視点を持て

大手企業と中小企業の違い

いらっしゃいまし。

企業研究において、

『大手企業(あるいは大企業)、中小企業のどちらにするか?』

と考える人がいます。

あるいは、大手企業を受けてダメなら中小企業まで選択肢を広げる、
という考えの人もいるかもしれません。

しかし、その場合でも

『どの段階で中小企業まで選択肢を広げるのか?』

ということを決める必要があります。

つまり、どちらにしても、二つの違いがどういうものかを、
よく理解しておく必要があります。

そこで、今回は大手企業と中小企業の違いについて、
いくつかの項目について話してみようと思います。

【プロジェクト】

プロジェクトの規模は、企業の規模に合わせた規模になります。
当然大きい企業になるほど、大きなプロジェクトになる傾向があります。

もちろん、中小企業でも大手企業のプロジェクトの外注を受けて、
大企業並の巨大プロジェクトに関わるチャンスもありますが、
非常にまれです。

ではプロジェクトが大きいほどやりがいがあるのか?というと、
必ずしもそういうわけではありません。
というのも、スキルがなければ、プロジェクトが大きくても、
やれる仕事が大きいとは限らないからです。

実際に、大手企業で何年も何十年も同じような仕事をやりつづけて、
やりがいや目標を見失っているエンジニアもいます。
そういう人は、たいてい大手企業ということもあって給料が高め、
だから転職したくても条件面で家族に反対されてしまい、
身動きが取れない・・・ということもありえます。

また、プロジェクトは大きいほど長期間にわたるので、
うまくプロジェクトが回らないと、長期間苦しむ可能性もあります。

・・・つまり、大きいプロジェクトに関わって腕を上げていくには、
それなりにスキルも野心も積極性も必要ということです。
そうしなければ、あっという間に埋もれてしまう危険があります。

では次に中小企業のプロジェクトですが、
規模は大手企業に及びませんが、
職種の境界があいまいなので、幅広くスキルを身につけることができます。
例えば、設計者でも加工や組み立てを手伝ったりしながら、
スキルや知識の幅を広げていくことができます。

一人何役もこなすために大変ではありますが、
自分が設計したものを加工したり組み立てることによって、
設計者としてのスキルがあがることは間違いありません。

また、人が少ないので、忙しいということも言えます。
忙しいというのはデメリットだと感じるかもしれませんが、
短期間で多くのプロジェクトに関われるというメリットもあります。

当然ですが、短期間に多くの経験をつむほうが、
身につくスキルや経験値は跳ね上がります。
若くて元気なうちに一定のスキルを身につけるためには、
いずれにしても数をこなす必要があるので、
そういうフィールドとしては、適しています。

ただし、注意点としては、
あまりに小規模な企業だと、スーパーマン級のレベルを求められます。
新卒で入社をする企業を選択するならば、
100人以下の規模とかは耐えられないかもしれません。
そこは、よく会社説明会を活用して、働き方について調査する必要があります。

【研修】

大手企業も、中小企業も、研修についていえば、
OJT(On the job training)といって、実務をやりながら覚える方法を採用しています。
これが一番早く身につくし、私もこれでエンジニアスキルを身につけたので、
その経験から言っても良い方法だと思います。

ただし、大手企業の場合は、さらに座学での研修も用意されています。
研修のラインナップは企業によってまちまちです。

ただし、今や研修が充実しているからその企業に就職する、
という時代ではないと思います。
インターネットで情報も転がっているし、
書籍だって買わずとも中身を口コミで調べることができます。

学ぶ気になれば、いつのタイミングでも、どこでも可能です。
参考程度に考えておくべきでしょう。

【給料・残業】

大手企業も中小企業も、新卒で入社するときの給与にそれほど差はありません。
ここで大きく差をつけると、中小企業の採用者数がゼロになるので、
大手企業がアップすれば、中小企業も上げるという構図が出来ています。

ただし、その後の昇給については、違いがあります。
大手企業の方が昇給のチャンスが多いですし、金額にも差があります。
大手企業の昇給については、基本的にスキル→役割→管理職、という形をとります。
入社後はスキルで昇給しますが、その後はリーダー、係長、課長、
というように出世して昇給します。

・・・大手企業での出世は、意外と簡単ではありません。

また、大手企業で出世しないで年をとると、行き場がなくなる可能性もあります。
ですので、給料高いからいいじゃん!って簡単には言い切れません。
そのあたりを考えると、ある程度の野心が必要になってくる世界でしょうね。

残業については、大手企業でも中小企業でもあります。
どれくらいか?についてや、残業代カットの有無については、
規模ではなく、各企業によって違います。

超有名な企業でも、採算が取れない部門は残業代がカットされたり、
中小企業でも基本給は安めだけど、残業代が全額支給されて結構年収高めとか、
そういう事情は企業の規模の大小では語れなくなってきています。

ですので、残業代についていえば、経営が健全かどうか?が重要になっています。

【どういう人に向くか?】

意思が強く、スキルアップのための向上心が強い人であれば、
大手企業で大きなプロジェクトを経験すると伸びるでしょう。

そうでなければ、中規模の企業の中から優良企業を探し出して、
そこを検討するのもいいでしょう。

あるいは、短期間で経験をつんで、転職するという考え方もあります。
小規模な企業で、とにかく日々スキルアップのために経験をつみながら、
大手企業の望みの分野・職種の中途採用募集の求人に目を光らせて、
虎視眈々とキャリアを構成していく、という選択です。

・・・とはいえ、そこまで明確に決めきれるほど、
意思が固まっていない!っていう人もいることでしょう。

そういう人であれば、

『1つの大きなプロジェクトにじっくり関わりたいのか?』

『中小規模のプロジェクトに出来るだけ多く関わりたいのか?』

など、シンプルなところを起点にして、規模を選択するとよいでしょうね。

いずれにしても就職先については現時点で求人が十分ありますから、
どちらもチャンスは十分あります。

少しでも早く動き始めることで、さらにそのチャンスを増やしてみてください。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

おすすめ記事

登録されている記事はございません。

最近のコメント